Dijon ディジョンの街 ディジョンの街の地図 ディジョン駅 ダルシー公園 ブルゴーニュ公宮殿/リベラシオン広場 ノートル・ダム教会 ミュロ・エ・プチジャン リベルテ通り ディジョン駅 ダルシー公園 ブルゴーニュ公宮殿/リベラシオン広場 ノートル・ダム教会 ミュロ・エ・プチジャン

パリからTGVに乗ること1時間半、ブルゴーニュの玄関口ディジョンに到着。石畳の道、木組みの家など歴史を感じる街並みを歩くと、美しい宮殿や広場が現れます。ここは中世ブルゴーニュ公国の首都で、その勢力は遠くルクセンブルグから、なんとオランダまでを支配したとか。マスタードとカシスが有名なグルメの街である一方、緑や自然を近くに感じる、のびのびとした地方都市でもあります。

ディジョンのみどころ

旧ブルゴーニュ公宮殿/リベラシオン広場 &Alain Doire Bourgogne-Tourisme

[画像]旧ブルゴーニュ公宮殿/リベラシオン広場 © Alain-Doire Bourgogne-Tourisme

14世紀末、ブルゴーニュ公がディジョンの城を改築した豪華な宮殿が、市役所と美術館として今に残っています。宮殿前にはフランスで最も美しい広場の一つ、半円形のリベラシオン広場があり、市民の憩いの場となっています。

[アイコン]猫沢 エミ

猫沢 エミ

街の中心地・リベラシオン広場からは、15世紀半ば、フィリップ善良公によって建てられた塔が、ここへ集うディジョン市民を見守っています。訪れたこの日は、野外ライブが開かれていて夜までとても賑やかでした。

リベルテ通り

[画像]リベルテ通り

パリの凱旋門に良く似ている小さなギヨーム門を抜けると、たくさんの旗が掲げられているリベルテ通りへ。これらはかつてのブルゴーニュ公国の旗で伝統的な絵柄なのだとか。石畳の道に、カラフルな古い木組みの家たち。歴史的建築が並ぶリベルテ通りは、市の中心リベラシオン広場へと続きます。賑やかな活気あふれる観光街で、ディジョン名産品のショッピングも楽しめます。

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猫沢 エミ

リベルテ通りから一歩路地へ入ると、15世紀に建てられたこの地方特有の貴重な木組みの家を今も見ることができます。その中でも、ジェラール・ドパルデューの名演で知られる映画『シラノ・ド・ベルジュラック』で、結婚式のシーンに背景として使われた家が10 rue de la Chouette(ふくろう通り10番地)にあります。

旅のスナップ

ノートル・ダム教会(Cathédoral de Notre-Dame)

[画像]ノートル・ダム教会(Cathédoral de Notre-Dame)

宮殿の裏手にそびえるノートル・ダム教会。正面には魔よけのガーゴイルが3層に渡ってずらりと並び、その姿は動物から人間まで、どこか愛嬌のある顔立ちに見えます。正面から見える塔の鐘楼と仕掛け時計は、「100の鐘楼の町」と呼ばれるディジョンの街並みを印象付けています。

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猫沢 エミ

ガーゴイルって、ただ単に面白い顔の魔よけ怪物像なのかと思ったら、ちゃんと雨どい機能があるんですって!実用も兼ねているところが面白い。笑 そして『魔には魔を』的な守り方って、どこの国にもあるんだなーと思った。日本でいうところの鬼瓦だもんね。

幸福のフクロウ

[画像]幸福のフクロウ

裏路地を入ったノートル・ダムの外壁に小さくたたずむのが、町のシンボルでもある「幸福のフクロウ」。これを左手で触ると願いが叶うと言われています。手のひらにおさまる小さなフクロウ像は、触られ過ぎて形がスリ減っています…。

[アイコン]土岐 麻子

土岐 麻子

ノートルダム教会(日本で言ったら鎌倉時代の建物)を見て、その外壁にある、触れると祈りが通じるという有名なフクロウ像にタッチ(日本で言ったらビリケンさん的な)

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猫沢 エミ

街の歩道には、ディジョン観光局でもらえる『ディジョン・フクロウの道案内』(日本語版もあり!)とリンクしたフクロウマークのプレートが至るところに埋め込まれていて、観光にとても便利。迷わずフクロウまでたどり着けます。

旅のスナップ

フランソワ・ポンポンの白クマ

[画像]フランソワ・ポンポンの白クマ

ブルゴーニュ出身の彫刻家フランソワ・ポンポン。20世紀初頭に活躍し、単純化した現代的なフォルムでいくつもの動物のシリーズを残しています。代表作の「白熊」は、ポンポン67歳、1922年の作品。なんともかわいい動物たちは子供ならずともつい触ってみたくなる愛らしさ。ディジョン美術館のポンポンの部屋では、彼のさまざまな作品が年代別に鑑賞できます。写真はダルシー公園に置かれている「白熊」のレプリカ。

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猫沢 エミ

公園にあるポンポンの白クマ像を見たときは『えー?!こんな名作に子供が乗っかっちゃってるよ...』とびっくりしたけど、後でレプリカだと知り、すかさず私も乗りました。笑 しかしポンポンって名字...なんて可愛いんだろう♡

セグウェイで巡るディジョン

[画像]セグウェイで巡るディジョン

ディジョン駅前のインフォメーションセンターから、市内をセグウェイで回るツアーが出ています。コースは市内歴史散策と自然の中を走るコースの二つ。セグウェイは見た目よりずっと簡単!誰でもすぐ乗れるようになります。二人は自然の中を走るコースを選んで、キール湖までの公園を颯爽と走りました。

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猫沢 エミ

セグウェイは真剣に一台欲しい!と思うほど、楽しかった♡ こちら、キール湖に続く運河沿い。フランスの田舎の自然を満喫しながらセグウェイレクチャー&先生と湖までセグウェイ散歩が楽しめる1時間コースは、ディジョン駅に併設されているディジョン観光局へ直接申込めばOK !これはディジョンに来たら、マストアクティビティーだね♡

旅のスナップ

旅した2人からのお土産をプレゼント 旅した2人からのお土産をプレゼント

[写真]お土産

(猫沢さん)パンデピスの名店、Mulot et Petitjean-ミュロ・エ・プチジャン。創業1796年という、ブルゴーニュ地域圏におけるパンデピスの殿堂みたいなお店。こちらのお店は、店舗として1919年に造られ、その後一切手を加えていないアールヌーヴォー最終期のデコレーションが可愛すぎる‼︎もちろんパンデピスの美味しさはお約束。生地の元になる、小麦粉と砂糖とはちみつを練った『パット・メール』は15日〜3週間寝かされ、ゆっくり発酵させる。
私たちが味見して決めたお気に入りのパンデピスをお土産に。味は「塩バターキャラメル」と「粒入りマスタード」のシュクレ・サレな取り合わせ。

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