南西フランスで楽しむ伝統と最先端、そしてワイン

ボルドーワイン文明博物館

ボルドーの街では近代建築と200年以上前の建築様式とが溶け込んでいます。その一体感から街全体が世界遺産に指定されています。ボルドーの顔ともいわれるブルス広場前は、鏡のような水面に建物が映し出され、霧に包まれる時間帯は周辺をロマンチックに演出します。また、ボルドーは世界的に有名なワインの産地。2016年にはワイン文明博物館が設立され、ワイン文化を楽しみながら学ぶことができます。

ピンクの街と呼ばれるトゥールーズは、市内を自転車でまわることもでき、船で世界遺産のミディ運河を巡ることも。歴史深い街ながら、最先端の航空産業が発展した街でもあります。エアバスA380の製造見学やカラヴェルなど、25以上の伝説の航空機が展示されている航空博物館『アエロスコピア』が楽しめます。

トゥールーズ/アエロスコピア

トゥールーズ/アエロスコピア

2000年の歴史をもつモンペリエ、ニームで
古代フランスの面影を辿ろう

地中海の近くにあるモンペリエには、ローマ時代の水道橋ガール橋など6つの世界遺産があります。また市中にあるコメディー広場の3人の女神像や、18世紀のオペラ座を持つオスマン様式の建築、サン・ピエール大聖堂とパン塔なども必見。地中海ならではの国際的な雰囲気と南仏のライフスタイルが魅力的です。

モンペリエ

モンペリエ

フランス最古のローマ都市ニームには、円形闘技場など2000年前のローマ時代の荘厳な建築が数多く残されています。2016年の4月23日、24日に円形競技場にて、ローマ時代の雰囲気を楽しめる一大イベント「グラン・ジュー・ロマン」が行われます。ローマ時代の格闘家、馬車などが登場し、場内は2万4千人の観客で埋め尽くされます。

ニームの円形闘技場

写真提供:© Cité des Civilisations du Vin X-TU , © PE LANGENFELD REPLIC, © L.Boudereaux, © VilledeMontpellier